足の指の骨折をしても歩ける?油断大敵なその骨折を解説

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歌島 大輔

歌島 大輔

スポーツ整形外科医師(非常勤)さくら通り整形外科
スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

足の指の骨折と歩行 歩けるかどうか
ということについての解説記事をお届けします。

これには大きく2つの疑問点があると思います。

それは

足の指を傷めたが歩ける。この時点で骨折は否定できるのか?

ということ、つまり、
足の指の骨折とその症状として歩けるか歩けないか

というお話

それに、もう一つ

足の指の骨折後に歩けるようになるのか?

つまり、
足の指の骨折の後遺症として歩行障害というものがあるのか?
その可能性は?

といった疑問です。

骨折治療中と治療後の歩ける?
どちらも患者さんから聞かれることがある質問です。

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

足の指の骨折をしてしまっても歩ける?

まずこの疑問ですね。
足の指の骨が折れているのに、
歩くことなんてできるのか?

ということですが、

結論からすると、
歩くことはほとんどのケースで可能です。

ただし、歩き方は通常通りとはいきません。

通常の歩行では、
足はかかとから地面について、
最後はつま先立ちになって、
足の指で地面を蹴るように
(正確な表現ではありませんが)
離れていきます。

つまり、骨折している足の指に
負担がかかる瞬間があるわけです。

この歩き方は多くの足の指の骨折でできなくなります。

そのため、意識的にも無意識的にも、

足の指はあまり使わずに
足の裏でぺたぺた歩く

いわゆる「べた足歩行」

さらには、骨折している足の指を地面につけないように、
内側や外側に傾けて歩くケース

または、かかとだけで歩く
「かかと歩行」

これらの特殊な歩き方になっているはずです。

骨折がほとんどずれがない
ひびのような状態の時は、

通常の歩き方も痛みがありながらできる

という状態は考えられます。

ですので、

足の指の骨折があるときは
たいてい「通常の歩き方はできない」

しかし、
「通常の歩き方ができて」も、
そのときに痛みがあるなら、
結局、骨折の可能性は残る

ということです。

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足の指の骨折後 歩くことはできるのか?

今度は後遺症の問題ですね。

こちらも結論から言うと、

足の指の骨折後、歩けないという後遺症は
滅多にない

といえます。

100%ないなんてことは当然言えませんが、
かなり可能性は低いでしょう。

ただ、非常に稀ですが、
「通常通り歩けない」というケースはあり得ます。

特に治療せずに放置してしまった場合や、
もともとの骨折が激しい重症型の場合には
可能性が上がります。

放置してしまった場合のリスクについては、
こちらもご参照ください。

足の指の骨折を放置するな!その危険性を解説

2016.09.26

こちらの記事であるように、
骨折の後遺症としては、

痛みが残ったり、
変形が残ったり、
もっとひどいときは、くっつかなかったりします。

そんなときは、通常通り歩くというのが難しくなりますが、

それでも、歩き方を
先ほどのべた足歩行などのように工夫すれば、
歩くことができる方がほとんどです。

歩くことができなくなる
ということは過度に心配する必要はないかと思いますが、
何より適切な治療を受けることが第一ですね。

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骨折は最初の2週間が勝負!


骨折の治療は骨がくっつきだしてしまうまでの最初の2週間で成否が決まると言っても過言ではありません。

納得いく治療を受けていただくために、こちらの記事を一度お読みください。

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