腰椎分離症の痛みや症状の3大ポイント解説 専門医解説

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歌島 大輔

歌島 大輔

スポーツ整形外科医師(非常勤)さくら通り整形外科
スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

今回は腰椎分離症の症状ということで、
痛みやその他の症状について解説していきます。

具体的には
どういった症状や痛みが特徴なのか?
つまり、どういった症状や痛みのときに腰椎分離症を疑うのか?

また、症状や痛みが時間とともに
良くなってきたとすれば、
それはスポーツを開始していいのかどうか?

そういった判断材料として
痛み、症状を使っていいのかどうか?

そういったことについて解説していきます。

シンプルに
腰椎分離症の症状の3つの重要ポイントとして、

  1. 痛みの特徴
  2. 痛み以外の症状
  3. 痛みが少なくても油断大敵な理由

これらを解説していきます。

こんにちは、こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日の記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

まずは腰椎分離症とは?という定義や、
その原因といった基本中の基本の部分について、
こちらの記事をご参照ください。

腰椎分離症とは?その原因とスポーツとの関連を解説

2016.10.01

カンタンにおさらいすると、

腰椎分離症≒疲労骨折であり、
その原因は、
腰を反らして、回旋する動きである

ということになります。

腰椎分離症に特徴的な痛み

まず痛みですね。
どういった症状が腰椎分離症に
特徴的な痛みなのかということですが、

まず当然ですが、その痛みは腰の痛みです。
つまり腰痛ですね。

そして、原因からわかるように、

腰を反らして、回旋する動作が原因ですから、
そういった動きで痛い。

特に分離症になってしまう、
つまり疲労骨折を起こしてしまうと、

腰を反らすことがつらくなります。

Profile of sporty young man working out, doing exercises for flexible spine, yoga asana from Surya Namaskar, Sun Salutation complex on white background

Profile of sporty young man working out, doing exercises for flexible spine, yoga asana from Surya Namaskar, Sun Salutation complex on white background

こんな姿勢は困難ですね。

また、分離症が片側に出ている場合は、
症状は右か左、どちらかに偏って出ます。

両側同時の分離症も時にありますので、
注意は必要ですが。

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腰椎分離症の痛み以外の症状

さらに、時に腰痛以外の症状が出ます。

それは、疲労骨折を起こす部位の
すぐ近くには脚にいく神経が走っていることや、

体幹を支える屋台骨である、
腰椎という部位の損傷であることが関連しています。

脚・足の痛みやしびれ

疲労骨折を起こすと、
その周囲が腫れます。

滑膜炎と言いますが、
その結果、瘢痕という線維性の組織ができて、
厚ぼったくなります。

そういった腫れや厚ぼったさで、
その近くを走る神経
これを神経根と言いますが、

この神経根を圧迫してしまうことがあります。

そうなると、その神経根が走っている先の、
脚の痛みやしびれがでてしまいます。

これは椎間板ヘルニアなどで典型的な症状ですね。

体幹から下半身の脱力感

次に、体幹を支える屋台骨である
腰の骨の痛みということで、

痛みに対する恐怖感や、毎度ある
動いたときの痛みによって、

体幹を支える力が落ちたり、
脚の力が落ちたりします。

実際に神経の麻痺とは違い、
筋力テストをして明らかな
異常はないことが多いですが、

スポーツや日常生活においては、
結構厄介な問題です。

腰椎分離症と言われたが痛みが少ない場合も油断大敵

さて、これらの症状がそんなに強くない、

時間とともにほとんどなくなってしまった。

ということから、
もう大丈夫かな?と

主治医の診察を受けずに、
スポーツを再開したり、治療を中断したり

というような選手が時々います。

これは問題です。

痛みは大切な治療段階の指標ですが、
それだけではありません。

特に、疲労骨折をくっつけようとしている段階では、
しっかりとくっついたかどうかの判断をしてから、
スポーツ復帰を指示します。

まだ疲労骨折がくっついていないとしても、
疲労骨折後の炎症が落ち着いてくれば、
痛みが改善することはあります。

しかし、ここで動いてしまうと、
くっつきそうだった疲労骨折がくっつかなくなり、
最終的には偽関節という、
くっつく見込みのない状態に至ってしまいかねません。

必ず主治医と相談しながら、
治療を進め、
スポーツ復帰を検討してください。

 

次に腰椎分離症の治療の基本である
コルセット治療について解説した記事です。

腰椎分離症の治療方法 コルセットの重要性を専門医が解説

2016.10.02

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骨折は最初の2週間が勝負!


骨折の治療は骨がくっつきだしてしまうまでの最初の2週間で成否が決まると言っても過言ではありません。

納得いく治療を受けていただくために、こちらの記事を一度お読みください。

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