肋骨骨折のリハビリポイントを段階別に解説!

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歌島 大輔

歌島 大輔

スポーツ整形外科医師(非常勤)さくら通り整形外科
スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

今回は肋骨骨折をしてしまったあとの
リハビリテーションのポイントについて解説します。

肋骨骨折も骨折してから骨がくっつくくらいまで
つまり、肋骨骨折の治療中と、
骨がくっついたあと、つまり治療後
やるべきことが異なります。

それぞれの段階別にポイントを解説いたします。

こんにちは、こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日の記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

肋骨骨折治療中のリハビリのポイント

肋骨骨折の骨のくっつきを考えると、
基本、痛みがないように安静にすること
が必要になります。

肋骨骨折で運動は可能か?
というこちらの記事もご参照ください。

肋骨骨折で運動しても大丈夫?専門医が答えます

2016.10.05

そう考えると、治療期間中は
骨折部に負担がかからない運動で
他の部分を鍛えていく。

ということになります。

それは主に下半身
上半身でも肘や手関節などになります。

持久力を鍛えるなど、
呼吸が荒くなる運動も難しくなるのが
悩ましいところですが、

LSD(Long Slow Distance)など、
低強度でできる持久系トレーニング
痛み具合を見ながら、
少しずつでも加えていくというのがいいでしょう。

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肋骨骨折治療後のリハビリのポイント

骨がくっついた後は、
それまで動かせなかったが故に
衰えてしまっている部位を重点的に鍛えます。

その部位は主に2点と言えます。

心肺機能・呼吸筋のリハビリ

荒い呼吸になるようなトレーニングが
治療中は難しいので、

心肺機能がどうしても落ちてしまいます。

そういった意味では、
積極的に持久系トレーニング
特に中から強強度の

呼吸が荒くなるタイプのトレーニング
積極的にやっていきたいところです。

ただ、段階的に強度を増していかないと、
痛みが再発してしまう可能性があります。

体幹筋群のリハビリ

肋骨骨折治療中は、
体幹に強い負荷のかかるトレーニングや
動作はできませんので、

思いの外、体幹、すなわちコアが弱っている。
ということがあります。

そのため、こちらも段階的に
コアマッスルに対するトレーニングを
増やしていく必要があります。

 

 

この心肺機能と体幹のトレーニングは、
非常に重要で、

これらが弱いままだと、
パフォーマンスが出せないばかりか、
大きなケガに繋がりますので、

しっかり鍛えて、
ある程度、強度の高いトレーニングに
耐えられるようになってから、

より実戦的な動き、
練習、トレーニングに移行していく
ということが大切なポイントだと考えています。

 

また、これら段階を上げていく中で、
肋骨骨折部や、その周囲に痛みが出てきた場合は、
主治医の診察を受けましょう。

肋骨は弱い骨ですから、
再骨折というものも時にあり得ます。

以上、ポイント解説という形ですが、
肋骨骨折におけるリハビリのポイントについて
解説いたしました。

少しでも参考になりましたら幸いです。

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骨折は最初の2週間が勝負!


骨折の治療は骨がくっつきだしてしまうまでの最初の2週間で成否が決まると言っても過言ではありません。

納得いく治療を受けていただくために、こちらの記事を一度お読みください。

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どうしても多くの患者さんを拝見している中で時間をかけて人1人と向き合う時間がないのが悩みですが、それでも、患者さんの希望を、理想的にはゴールをできるだけ掴んで、お手伝いできること、提供できることを常に探しながら診療しております。

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歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。