肋骨にひびが入るとどんな痛みや症状が出る? 専門医解説

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歌島 大輔

歌島 大輔

スポーツ整形外科医師(非常勤)さくら通り整形外科
スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

今回は肋骨にひびが入ってしまったときの、
痛みや症状について解説いたします。

肋骨骨折と肋骨のひびの違い

そこから、どんな痛みや症状が出るのか?
どのくらいの治療期間なのか?
治療はどうするか?

などについてお伝えします。

こんにちは,スポーツ整形外科医の歌島です。
本日の記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

肋骨骨折と肋骨のひびの違い

まず、一般的な肋骨骨折と
肋骨のひびの違いについて整理します。

肋骨のひびは肋骨骨折の範疇に入る

実は肋骨のひびも
結局、肋骨骨折です。

病名で肋骨ひび
なんてものはありません。

実際に起こっていることとしても、
肋骨という骨の外側の殻にあたる骨皮質、
この部分の連続性が途絶した状態ですから、

骨折の定義そのものです。

そのズレがほとんどないケースや
一部はくっついているように見えるケースで
肋骨のひびと表現されます。

肋骨のひびの痛みや症状は肋骨骨折の軽いもの

ただし、当然、
ズレがしっかりある肋骨骨折に比べれば、
肋骨のひびは軽いものと考えていいわけですね。

肋骨骨折の痛みや症状関しては、
こちらの記事をご参照いただければと思いますが、

肋骨骨折の症状と痛みを解説!どのくらいの期間続くのか?

2016.10.10

長く続いてしまいがちの肋骨骨折の痛みも、
ひびの場合は少し早く治まります。

ただ、単なる打撲よりは長いですから、

ひびでレントゲンでも見つからなかった場合に、
「あれ?まだ痛みが取れない・・・」
と2-3週間経っても感じて、
レントゲンをもう1回撮ってみると、
骨折線が見つかる

というケースはあります。

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肋骨のひびの治療は痛みに応じて

治療についても、
肋骨骨折に準じてやるわけですが、

肋骨骨折の治療の中心が
こちらの記事にあるように

肋骨骨折の治療期間は?完治するのか? 専門医解説

2016.10.07

鎮痛、つまり痛みを抑えることであったわけですから、

肋骨のひびについても、
痛みに応じた治療になります。

痛みが強ければ鎮痛剤を内服したり、
または、
呼吸したり体動時の痛みが強ければ、
バストバンドをしたり、

バストバンドの巻き方と期間は?肋骨骨折治療を専門医解説

2016.09.30

ということになります。

ただ、そういった治療が必要なく、
時間経過を待つだけで大丈夫なケースも
ひびの場合はあります。

肋骨のひびの治療期間は1ヶ月近が目安

肋骨骨折の治療期間についても
こちらの記事で解説しておりますが、

肋骨骨折の治療期間は?完治するのか? 専門医解説

2016.10.07

ずれがほとんどない「ひび」の場合は、
治りも早いので、
1ヶ月未満くらいでスポーツ復帰
ということも狙えると思います。

 

なぜ治りが早いかと言えば、

まず骨のズレが小さいので、
骨と骨の接触面積が大きく、
不安定性も小さいので、
骨のくっつきが早いということです。

そして、不安定性が小さいと言うことは、
痛みも小さく収まるということですね。

もちろん、油断は大敵で、
骨折には違いないので、
無理をすればズレて、長引いてしまうことになりますので

主治医のお話をよくきいて、
わからないことは積極的に質問しながら、

めざすゴールを描きながら治療していただければと思います。

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骨折は最初の2週間が勝負!


骨折の治療は骨がくっつきだしてしまうまでの最初の2週間で成否が決まると言っても過言ではありません。

納得いく治療を受けていただくために、こちらの記事を一度お読みください。

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どうしても多くの患者さんを拝見している中で時間をかけて人1人と向き合う時間がないのが悩みですが、それでも、患者さんの希望を、理想的にはゴールをできるだけ掴んで、お手伝いできること、提供できることを常に探しながら診療しております。

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歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。