手首の骨折の完治へ自分でできること3つのポイント

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歌島 大輔

歌島 大輔

スポーツ整形外科医師(非常勤)さくら通り整形外科
スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

今回は手首の骨折の治療、リハビリ関連のまとめ記事という
位置づけで、

完治へ向けて自分でできることを3つにわけて
解説していきたいと思います。

参考にしていただきたい記事も
ご紹介していきますので、ぜひご参照ください。

 

 

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日は記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

手首の骨折の完治とは?

まず、完治ということの定義がむずかしい部分がありますが、

ここではシンプルに、

痛みなく
フルパフォーマンスで
スポーツや日常生活に戻る。

という状況を完治としたいと思います。

手首の骨折における完治のために自分でできる3点はこれ

それでは、手首の骨折における完治のために
自分でできることとして、

  1. 急性期のRICE療法
  2. 急性期からの手の指の運動
  3. 積極的なリハビリ

この3点が重要なモノと考えております。

それぞれ解説していきます。

1.急性期のRICE療法

RICE療法とは

  • 安静:患部を安静にする
  • 冷却:患部を冷やす
  • 圧迫:患部をソフトに圧迫する
  • 挙上:患部を心臓より高く挙げる

ということになります。

こちらの記事もご参照ください。

骨折の応急処置をスポーツドクターが解説!

2016.09.23

 

手首の骨折後の急性期は、
身体にとっても緊急事態で

様々な炎症物質を手首に届けて、
必死に治そうとしています。

それがあまりに必死すぎるので、
必要以上に腫れて、
むくんで、
痛みがでて、

結果、治そうとしたのに、
治りが遅くなってしまうことになりかねません。

そこで、しっかりと炎症をコントロールする。

そのために一般的にまとめられたのが
RICE療法ということになります。

これは骨折後数日と
手術後数日は徹底したいことですね。

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2.急性期からの手の指の運動

次に手首の骨折後に
陥りやすい問題として、

手の指がカタくなったり、
手の指が異常にむくんだりしてしまうことです。

これについては、
こちらをご参照いただければと思います。

手首の骨折 腫れが引かないのはなぜ?必要な処置は?

2016.10.13

 

これを防ぐためには、
ギプスやシーネなどで固定中でも、

手の指をしっかりと
第1関節(DIP関節)から第3関節(MP関節)まで
曲げて伸ばして、と動かすことです。

痛くて心配!!

と思ってしまうと思いますが、

手術やシーネなどで
しっかりと手首が固定されていれば、

多少痛くても、どんどん動かすことで、

浮腫が減って、
指を動かすときの痛みも減っていきます。

3.積極的なリハビリ

最後に積極的なリハビリとなります。

これが一番重要です。

手術後はこちらの記事を

手首 骨折の手術後のリハビリポイントを解説

2016.10.14

手術をしていない場合はこちらの記事を

手首 骨折後のリハビリポイントを専門医が解説

2016.10.10

ご参照ください。

 

 

具体的なリハビリのポイントと言うより、

もっと根本的なお話になりますが、

 

リハビリは、

主治医としっかりと相談していただくことが
すごく大切です。

「どこまで積極的に動かしてもいいのか?」
「どの程度の痛みは我慢していいのか?」

ということの確認。

無理に動かしすぎれば骨折部位に悪影響があるかもしれない・・・
しかし、動かさなければ回復が遅れる・・・

その中で絶妙なバランスのリハビリ
ある程度、抽象的な表現になりますが、
主治医と相談することが大切です。

ただ、主治医の立場からすると、
痛みの感じ方も人それぞれだし、
正直、クリアに「こうしてください!」
と言いにくい部分があります。

そのために、さらに相談を繰り返すということで、

「こういう感じでリハビリをしていたら、
痛みはこうなった・・・」

という時間経過、リハビリ経過を伝えた上で、
微調整していく。

それがうまくリハビリを進めるポイントです。

 

主治医をどんどん使って、 めざすゴールを描きながら
治療していただければと思います。

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骨折は最初の2週間が勝負!


骨折の治療は骨がくっつきだしてしまうまでの最初の2週間で成否が決まると言っても過言ではありません。

納得いく治療を受けていただくために、こちらの記事を一度お読みください。

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どうしても多くの患者さんを拝見している中で時間をかけて人1人と向き合う時間がないのが悩みですが、それでも、患者さんの希望を、理想的にはゴールをできるだけ掴んで、お手伝いできること、提供できることを常に探しながら診療しております。

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歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。