ジョーンズ骨折の原因から予防策までを解説

スポンサード リンク

The following two tabs change content below.
歌島 大輔

歌島 大輔

スポーツ整形外科医師(非常勤)さくら通り整形外科
スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

今回は足の第五中足骨疲労骨折である、
ジョーンズ骨折の原因から、
その予防策についてを解説いたします。

疲労骨折であるからには、
予防策をしっかり練れば、防げるだろう
と思うわけですが、

一向に減らないジョーンズ骨折・・・
どうにかしたいですよね。

 

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日は記事をご覧いただきありがとうございます。

それではいきましょう!

2014年4月の卓球の世界選手権を
福原愛選手が左足第5中足骨疲労骨折で
欠場するというニュースがありました。

日本卓球協会は2日、
福原愛(25=ANA)が左足第5中足骨疲労骨折で
4月28日開幕の卓球世界選手権(東京)を欠場することを発表した。

全治3カ月で、手術は行わず保存療法復帰を目指す方針。
福原は世界選手権に03年から11年連続で出場していた。

スポニチアネックス 3月2日 記事

この第五中足骨疲労骨折
通称「ジョーンズ骨折」と呼びます。

このジョーンズ骨折というのは、
通称があるくらいですから、
頻度が高いんです。

特にスポーツ選手において。

ですから、スポーツに携わるものとして、
知っておく必要がある骨折の一つになります。

ジョーンズ骨折の原因はアーチとオーバーユース

まず、足裏にはアーチと呼ばれるものがあり、
衝撃を吸収するバネのような役割があります。

足のアーチの低下(=扁平足)は
いろいろなのスポーツ傷害の一因として
考えられています。

そして、このジョーンズ骨折は、
疲労にともなうアーチの低下や、
オーバーユース(使いすぎ)
との関連が強いと考えられています。

 

ランニングやジャンプ動作によって、
足裏にダイレクトに体重がかかります。

それは物理的には、
足裏のアーチを消失させる力です。

アーチが消失するときに
衝撃を吸収するわけですから、
当然ですが。

この足裏アーチに力が繰り返し加わることで発生する
オーバーユース(使いすぎ)

これが中足骨疲労骨折の主な原因と考えられています。

 

 

この中足骨骨折のうち、
特に一番小指側である第五中足骨骨折である
ジョーンズ骨折では、

さらに原因としては、
足の内側、外側のバランスなどがありますが、

まず第一の原因は
アーチに対するオーバーユースということになります。

スポンサード リンク

ジョーンズ骨折の予防は?

原因から考えると、
やはり足裏のアーチ
予防に大切ではないかと考えられますよね。

趾屈筋(しくっきん)という足の指は足裏側に筋肉で、
足の底にあります。
この趾屈筋は
足のアーチを高く保ってくれるはたらきがあります。

また、足趾屈筋の強化によって、
地面のグリップ力が上がり、
立っているときの安定性が高まります。

足趾屈筋は足のアーチを高く保つはたらきがある、

逆に言うと、

この趾屈筋の力が低下してしまうと、
アーチ保持が困難となり、
衝撃吸収機能が低下してしまいます。

そうなると、足への衝撃ストレスが増大してしまい、
バランス能力の低下を生じさせることで、
足の痛みの原因となってしまいます。

その終末形態の一つが、
ジョーンズ骨折というわけです。

趾屈筋を強化してジョーンズ骨折を予防

この趾屈筋を強化する方法として、
ビー玉やおはじきを足の指で把持する方法や、

タオルギャザーと言って、
足の指を使ってタオルを引き寄せる方法があります。

タオルギャザーについてはこちらをご参照ください。

 

他には、普段から足趾屈筋を鍛えるには
歩行での意識を変えることもオススメです

歩く際、常に足の指を意識し、
地面と接している間は
常に指に力を入れておくと良いでしょう。

一歩一歩、
地面をつかむようなイメージです。

 

 

パフォーマンスupのためスキルupのための
練習だけではなく、

怪我の予防をしていくことが、
練習を継続していく上でとても重要であるということも
伝えていきたいです。

少しでも参考になりましたら幸いです。

スポンサード リンク

骨折は最初の2週間が勝負!


骨折の治療は骨がくっつきだしてしまうまでの最初の2週間で成否が決まると言っても過言ではありません。

納得いく治療を受けていただくために、こちらの記事を一度お読みください。

当サイト管理人 歌島の診察希望


当サイト管理人の歌島は関東の複数の病院で診療を行っております。

どうしても多くの患者さんを拝見している中で時間をかけて人1人と向き合う時間がないのが悩みですが、それでも、患者さんの希望を、理想的にはゴールをできるだけ掴んで、お手伝いできること、提供できることを常に探しながら診療しております。

プロフィールはこちらをご参照ください。
スポーツコーチングドクター歌島のプロフィール

ABOUTこの記事をかいた人

歌島 大輔

スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。