足首骨折の全治までの治療期間は?歩ける?専門医解説

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歌島 大輔

歌島 大輔

スポーツ整形外科医師(非常勤)さくら通り整形外科
スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。

足首骨折してしまったときに、
まず気になるのは、
どのくらい治るまでかかるのか?

つまり、治療期間、全治までの期間
ということですよね。

ただ、その治療期間にどんな治療を受けて、
どんなことに注意をしないといけないのか?

ということも同時に気になります。

よくスポーツ選手がケガをしたときに

診断名+全治●ヶ月

という報道がされますよね。

今回は足首を骨折してから、
どのくらいの期間の治療期間をみていく必要があるのか、
骨折が治るメカニズムを解説しながら、
お伝えしていきます。

 

特に今回は手術をしない、ギプスやシーネなどで治療する場合の
治療期間について解説いたします。

 

こんにちは、スポーツ整形外科医の歌島です。
本日も記事をご覧いただきありがとうございます。
それではいきましょう。

 足首の骨折の治療期間は?全治? 経験的には

ですが、われわれ整形外科医は、
骨折の治療をたくさんしてきていますので、

なんとなくでも治療期間を把握しています。

足首の果部骨折の場合

例えば、
足首の果部骨折といって、
くるぶしの骨折の場合、

修復期を経て、仮骨がしっかりできるのが、
だいたい4-6週間くらいの人が多いので、

その期間まではギプスやシーネなどで
足首を動けないように固定します。

また、この間は基本は体重をかけて歩くのは
骨折のズレの原因になりやすいので、

松葉杖を使って免荷歩行を行います。

 

そこからは、リモデリング期と言っても、
すごくゆっくり進んでいきますので、

例えば、スポーツなど強い負担がかかるものに
復帰するのには、
だいたい骨折後3ヶ月くらいを目標に、

6週間くらいから足首の可動域訓練や
徐々に体重をかける練習をしていきます。

 

可動域訓練として、
特に重要なのは背屈と底屈のストレッチです。

これが下腿と歩くのにも、走るのにも
パフォーマンスが落ちますので重点的に行います。

足首 骨折

画像引用元:ビジュアル実践リハ-整形外科リハビリテーション 羊土社

 

ただ、競技レベルのアスリートの場合は、
復帰を早める意味でも、
手術で固定力を高めようとすることは多いです。

手術やその後のリハビリについては、こちらで解説していますので、

足首の骨折をボルトで治すって?手術をわかりやすく解説

2016.09.21

足首骨折後のリハビリを3ステップで解説

2016.09.20

足首のピロン骨折の場合

もうひとつ足首の代表的な骨折である
ピロン骨折の場合は、

ほとんどが関節の中の骨折で、
くっつきにくいことと、
体重をダイレクトにかける部位であるため、

果部骨折より、
それぞれ+2週間くらいはゆっくりと
慎重に進めます。

ピロン骨折についてはこちらの記事もご参照ください。

ピロン骨折とは?定義と治療のポイントを専門医解説

2017.11.10

 

これらのギプスを外す時期、
体重をかけ始める時期、
かける体重を増やすタイミング
は、レントゲンや症状、診察所見を
総合的に判断して進めていきます。

自己判断で進めて、
結果、骨がずれてしまって手術を要するケースもありますので、
しっかりと主治医と相談しながら、
指示を守って進めていただければと思います。

 

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骨折は最初の2週間が勝負!


骨折の治療は骨がくっつきだしてしまうまでの最初の2週間で成否が決まると言っても過言ではありません。

納得いく治療を受けていただくために、こちらの記事を一度お読みください。

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どうしても多くの患者さんを拝見している中で時間をかけて人1人と向き合う時間がないのが悩みですが、それでも、患者さんの希望を、理想的にはゴールをできるだけ掴んで、お手伝いできること、提供できることを常に探しながら診療しております。

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スポーツコーチングドクター歌島のプロフィール

2 件のコメント

  •  足首骨折2か月半です。目に見えないスピードかもしれませんが、確実に日が過ぎるとよくなってきます。
     スポーツをやっているのですが、(マラソン)走るまでは、半年かかるつもりで治しています。現在、水中ウォーキング、エアロバイクは、それぞれ90分なら大丈夫。歩くのは、はや歩きでなければ、普段の生活はまあ大丈夫。徐々に確実によくなります。
     とにかく時間はかかります。焦らないことですね。

    • のぶちゃん さん
      コメントありがとうございます。
      骨折後、回復するのはすべての人間が持つ自然治癒力です。
      「徐々に確実によくなります」
      という言葉がすばらしいですね。

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    歌島 大輔

    スポーツ整形外科専門医師(川崎市立井田病院・景翠会 金沢病院・さくら通り整形外科 各非常勤医師)として外来診療・手術を行っている。ケガやスポーツ障害という「マイナス」から元通りという「ゼロ」を目指すのではなく、パフォーマンスに変革をもたらす「大きなプラス」を一緒に目指す情報発信やコーチング活動をライフワークとする。